TOP 協会概要 活動予定 活動報告 競技方法 アルバム 理事長の部屋 リンク

 理事長の部屋

ここでは、酒井健二理事長や石川県フライングディスク協会の生い立ちを知っていただく部屋です。

下半身が不自由な金沢市の酒井健二さん(50)は「県障害者フライングディスク協会」の理事長として、その普及に努めている。「自分がそうだったように、殻に閉じこもってばかりではいけない。障害者もどんどん社会参加をアピールしていかないと」と明るい笑顔で話す。

 県内では現在約350名の方がこのスポーツを楽しんでいるという。協会が毎週土曜日開いている教室には、様々な障害を持った人が毎回7〜8人ほどが集まる。競技は、いかに遠くへ飛ばすか距離を競う「ディスタンス」、地上から高さ61センチに設けた直径91・5センチの輪に10回投げて幾つ通過させられるか競う「アキュラシー」の2種類。教室ではそれぞれが力量に合わせて練習に励む。

 「やった。できたじゃない」。的として置いた足元の輪の中に参加者がディスクを落とすことに成功した途端、酒井さんは手をたたきながら喜びを分かち合った。周囲からも笑みがこぼれる。「個人競技だから、ルールにとらわれず、力量に合わせて楽しみを味わえる。このスポーツを通じて何かを達成する喜びを感じてほしいんですよ」

 調理師だった酒井さんは34歳の時、車を運転中に事故にあった。命は取り留めたが、けいつい圧迫骨折で寝たきりに。再び自らの足で立ち、リハビリを行うまでの4か月間、「もう何もできない。死にたい」と何度も自暴自棄になったという。それまで柔道やテニスなどを楽しんでいたが、退院後は「もうスポーツはできない」と悲観していた。

 だが、障害者が参加できるスポーツがあることに気付き、2000年ごろ「障害者スポーツの指導者になろう」と決意。県障害者スポーツ協議会の講座を受講し、そこで知ったフライングディスクの面白さにたちまち取りつかれた。02年には県代表として全国障害者スポーツ大会のディスタンス競技で優勝。持ち前の明るさを取り戻したこの年、「障害者も健常者も一緒に楽しいことをしよう」とサークルを作り、百万石まつりのパレードに150人で参加するなど、障害者の社会参加の機会を広げる活動に乗り出した。

 さらに「用具も必要ない。ディスクを持てさえすればいい。障害を持った人に向いている」と知り合いに声を掛け、04年2月に協会を設立。教室を開いたり、養護学校で指導に乗り出したりし始めた。「強くなる必要はない。スポーツを通じて仲間を作り、社会参加のきっかけになれば」

▲ページトップへ


石川県障害者フライングディスク協会 事務局
〒922-0063  石川県加賀市大聖寺新町26
TEL:0761-72-1146 FAX:0761-72-1146
E-mail : ha_masaka0884@yahoo.co.jp

copyright © 2009 石川県障害者フライングディスク協会 all rights reserved